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November 10th
2012

命日

カテゴリー: My Life / My Disney, Weblog, 日常

明日は、四年前に去った愛猫シヨの命日です。


あれから4年経つなんて・・・月日の経つのは本当に早いものですね。

子供のいない私にとっては、子供同然の存在でしたし、何より悔いが残る最期だったので、当時は本当に落ち込みました。

老猫の死亡原因としては断トツに多い「慢性腎不全」が原因ではあったのですが、直接的な死因は心臓マヒでした。
シヨは野良時代に交通事故で肺が押しつぶされる重症を負い、私が病院に運んだ時には、「手の施しようがない」と医者から匙を投げられました。
そのまま私が保護したのですが、その後2週間開口呼吸・食事もとれないという瀕死の状態。でも懸命に「がんばれ!がんばれ!生きるために無理しても食べて!」と話しかけ続けました。

その思いが通じたのでしょうか、なんと2週間後にようやく食物を少し口にしてくれたのです。そしてその後はみるみる回復。
しかし、つぶれた肺(通常の猫の10分の1の大きさになってしまいました)に関しては、医者の話では「手術は可能だが、難しい手術なので手術で亡くなる確率は8割」と言われ、悩んだ末に断念。「長生きは難しいでしょう」という診断で、その後もほとんど開口呼吸、走れないなどの大きなハンデがありながらも、その他の病気は一切せずに、14歳まで生きてくれました。

そして、4年前の今日、腎不全で突然体調が悪くなり、その翌日の11月11日に病院でなくなったのです。
いつもに増して開口呼吸で苦しそうなシヨを見て、病院に連れて行くか行くまいか、とても悩みました。昔高校時代に実家の猫を病院の誤診で亡くしたことも頭をよぎり、躊躇したのですが・・・悩んだ結果病院に連れて行ったのです。

診察台に乗せられたシヨは、病院に連れてこられた恐怖感で、ますます苦しそうな開口呼吸に・・・。医者も酸素吸入をしながら「今日はこのまま連れて帰った方がいい」と言い、結局手当も何も出来ないままキャリーバッグにシヨを入れました。そして、会計をしていると、キャリーバッグから「ドサッ」とシヨが倒れる音。
半狂乱になって、心停止したシヨを再び診察室に連れて行き、医者も心臓マッサージなど懸命の手当をしてくれましたが、残念ながらそのまま生き返ることはありませんでした。

医者も「そのまま病院に連れて来なくても数日の命だったはずなので、気落ちせずに」と言ってくれましたし、私自身も、その1か月くらい前から急激に痩せてきていたシヨを見ていたので、あのまま病院に連れていかなくとも長くはなかったとは思いましたが・・・それでも、少なくとも病院であんな恐怖心を感じさせることなく、家で私の元で静かに送ってあげることも出来たのではないか、という後悔がいつまでも付きまといました。

正直今でもその後悔の念を拭い去ることは出来ません。
以前実家で亡くした子も、病院の誤診による最期でした。

人間でもなんでも、大切な存在を失う時は、どのような選択肢をしても、どのようなことをしても、何らかの後悔はつきまとうものだということはわかっているのですが、やはり、なかなか割り切れるものではありませんよね。

 

結局、私自身が確固たる姿勢を持っていなかったことが、そのような後悔につながったのだと思っています。今日、動物病院の技術や質は、昔に比べてずっと向上し、多くの命を救う大きな存在であることはわかっていますし、病院に対していささかの不信感も持ってはいません。
しかし、人間と違い、動物は「病気を治すために医者に連れていかれるのだ」とは理解しませんし、とにかく訳も分からず怖いところに連れていかれるという感じでしょう。なので、老いが主要な原因である場合、家で安らかに送ってあげるという選択肢もあるのではないか・・・と今は思っています。

シヨの子であるタビも15歳になりました。病気になっても、麻酔をかけて手術するということも出来ない年齢になりました。現在は何の病気の兆候も見られないですし、老猫のほとんどが罹っていると言われる慢性腎不全も、そんなに進行している様子はありませんので、すぐに何か・・・ということもないでしょうが、何か起こっても、病院には連れていかずに、家で静かに送ってあげようと、シヨのことがあったので思っています。

 

シヨの遺骨も結局自分の元から離すことが出来ず、こうしてお仏壇にあるままなのですが、私としては、やがて自分がこの世を去る時、「シヨとタビと一緒にフォークランドの海に散骨してほしい」というのを唯一の遺言として残したいと思っています。子供がいないので、唯一の大きく年下の近親者である甥に、フォークランドまでの旅費と一緒に残そうかな(笑)。
なんて、ずっと以前から思っていたのですが、その後原発事故災害で、故郷のお墓もなくなってしまったと同然になってしまいました。なので、この願いはほかの人たちからも受け入れられやすくなったな・・・と思ったり(#^.^#)

 

あさってからしばらく出張です。明日のシヨの命日に家にいられてよかった(#^.^#)

 

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コメント / トラックバック26件

  1. トム より:

    ダニーにだけは託しちゃダメよ♪
    きっと壺は売られて、バイキングに出掛けるに決まってるわ(笑)(´・ω・`)


  2. ほろり、じんわりしんみりと記事を読み終えた後に
    爆笑させて頂きました。>v<

  3. 斎藤美香子 より:

    トムさんへ

    そ…そうね…ダニーは「壺」と名のつくものは、たとえ骨壺でも売る人間よね(@_@;)
    そのお金でバイキングって・・・結局ダニーは、30年後くらいでもバイキングで暴飲暴食を続けてるってことね・・・(爆)

  4. 斎藤美香子 より:

    シャンティcocoさんへ

    ムフフ^m^トムさんコメに爆笑したのね^m^

    何だかんだ言って、ダニーってみんなにいじられて幸せ者よね。
    失ったもの(髪)より、得たもの(いじられキャラ)が大きいなんて、なかなかそうはうまく行かないものなのに^m^

  5. manchot より:

    「人生、後悔の繰り返し」かも・・・
    ここで、病院に連れていけなかったら、
    それはそれで、「病院へ連れていったら、もっと、生きられたかも・・・もっと、楽に、天国へ送ってあげれたかも」と思うんじゃいかな。
    病院の意味がわからず、と言ってるけど、シヨちゃんは、小さい頃病院で治療うけてたから、うっすらと、ここは何する所かわかっていたかも。
    だから、いよいよのとき、病院で亡くなることを選んだ気がします。
    (自宅では、心臓マッサージとか出来ないからね)

    私は次に生まれ変わるなら、ネコがいいと思ってます。が、ここに書き加えよう
    「TABIさんちのネコに生まれ変わりたい」

  6. どらきら母 より:

    我が家にもふたつ、お骨あります。

    すもも(パグ)9年前に散歩に行こうと立った瞬間「キューン」の一言で・・・あっけなかった。信じられなかった。
    たら(スコテッシュ)は7年前にFIP保持者だったので永くはないと言われてました。でも1歳の前日だったので・・・悲しかった。

    私もこの子達と海に散骨を希望してます。

    そうですね、費用も残さないと・・・

  7. リリス より:

    今日が命日なんですね。

    4年前のその日に病院へ連れて行かなかったとしたら
    それはそれでまた悔いが残ったのかも知れません。
    愛するものとの別れってほんとに辛く悲しいですね。

    私も今回、うちの猫が半年近い原因不明の下痢でやせこけた時病院を変えあらゆる検査もしましたが原因はわからず、
    あとは開腹手術で腸の中を調べるしかないと言われた時随分迷いました。
    結局は本人の体力的負担が大きいのでこのまま辛く痛い思いをさせずにと・・・
    食事治療を続けて半年、一時は諦めもしましたがやっと回復に向かっています。

    何時何処で最期を迎えるのか?
    私等も(TABIさんの方がお若いけど)大事な事は自分の頭の中でだけ考えずに
    誰かに託しておかなければならない年齢になったんですね(苦笑)

  8. ショーコ より:

    動物ってか、わが子を失うのは辛いねえ。
    ツケマとれそうだよ(TдT)

    うちの母は動物病院に連れて行かない派(カラダに悪かろうが欲しがる味付いた肉あげるし)でさ。
    先代ロミ蔵♀が、亡くなる直前に私の指を噛んだのを思い出した。

    シヨちゃん、TABI&タビちゃんと一緒だよ。
    呼吸困難なのに、よく頑張りました!

    命日に一緒に居られてよかったね。

  9. 斎藤美香子 より:

    manchotさんへ

    コメントありがとうございます
    「人生、後悔の繰り返し・・・」重い言葉ですわ。何につけても後悔はつきまとうけど、それを後悔ととるか反省ととるか、気にしないとするか、みたいな感じなんでしょうね。
    とにかく折り合いつけていかないと、試練も幸福も喜びも悲しみも次々訪れるから、1か所にとどまってはいられないですよね。
    私はヘタレな人間なので、manchotさんのようなコメントを頂くと、なんだか救われる気持ちですわ。

    manchotさんは生まれ変わるなら、ペンギンじゃなくて猫なんですね!!なんか、ペンギン好きの人って、もれなく猫好きですよね(#^.^#)

  10. 斎藤美香子 より:

    どらきら母さんへ

    どらきらさんのところにもお骨あるんですね。
    年配の人たちなんか「埋葬しないと成仏出来ない」とか言う人もいますが、やっぱり手元に置きたいですよね。
    そして一緒の場所に眠りたい。

    「ああ・・・どんなに我が子のように愛しても、私より先に逝っちゃうのね・・・」と、犬や猫と暮らすのは本当に幸せだけど、とてつもなく切ないですよね。

  11. 斎藤美香子 より:

    リリスさんへ

    コメントありがとうございます。どんなに愛しても、自分より先に逝ってしまうって、ホントに切ないですよね。

    リリスさんの猫ちゃん、原因不明の体調不良なんですか・・・下痢とかだと栄養不足になって痩せるから、本当に心配ですよね。
    確か10歳でしたよね。麻酔が出来るかどうかギリギリの年齢だし、私もリリスさんと同じ選択をしたと思います。
    心配な半年を過ごされたでしょうが、結果回復に向かっているとのことで、本当によかったですね。

    私は根無し草なんで、自分の老後とかはあまり真剣に考えていないです(汗)。でも最期は、お葬式とか仰々しくてお金のかかることはいいかな~と。

  12. 斎藤美香子 より:

    ショーコちゃんへ

    うん、お互い何度も愛するコたちを見送ってきてるから、ホントに気持ち共有出来るよね。みゅうたんの時も、胸が痛かったもん(/_;)
    ホントに幸せに天寿を全うして、最期も苦しまずに・・・って思うよ。

    シヨが野良時代交通事故に遭ったから、保護してからはもう完全室内飼いにしたんだけど、一度脱走したんだよね。で、しばらくしたらお腹大きくなってきて「うわ~~ん、お産なんか体持つわけない(涙)」って、その時はシヨが妊娠したことを恨めしく思ったけど、結局シヨが頑張ってくれたから、今タビがいるわけで・・・「タビを生んでくれてありがとう(/_;)」っていつも思う。

  13. ショーコ より:

    タビちゃん、そんないきさつだったんだ!

    シヨちゃんがんばったねー。
    きっとタビちゃんが、ミカリンとこ来る運命だったんだね♥

  14. 斎藤美香子 より:

    ショーコちゃんへ

    そうなの~。ショーコちゃんが言うように、ホントに不思議なものを感じるわ・・・
    あの日脱走しなかったら、あんなカワイイ子(→親ばか:爆)は、私のところに来なかったのね・・・って。
    お産までホントに心配で、お産には立ち会ったんだけど、タビが生まれたのは2月22日の午前2時22分だったのだー(#^.^#)

  15. white-flipper より:

    もう、4年も経つんだね。

    それにしても、トムさん(汗)

  16. 斎藤美香子 より:

    フリッパーちゃんへ

    うん、なんかあっという間だった・・・あの時は、フリッパーちゃんにも助けられたよ。
    ホントありがとね。

    あさっても楽しみにしてるわん❤

  17. ダニー より:

    (-_-メ) まじめにコメントしようと読み終わったら・・・

     なんだそのやりとりは!(怒)

     いや、しかし、その時はできる事を精一杯してるのに、必ず後悔しますよね。 みんな同じだと思います。 死んだものは、生き残った者が悲しむ姿を望んではいないので、楽しい思い出を大切にして元気に生きましょう。  いかん凹んでいるので涙が出てきた。

     フォークランドへは私が行ってあげますよ。 ぜひ♪(爆)

     って、いったい私は何歳まで生きたらいいんだ!(再怒) もうそろそろくたばりかけてるのに。

  18. 斎藤美香子 より:

    ダニーへ

    そうでしょ?
    しんみりとしたコメントが来るはずが、トムさんのおかげでコメント欄が、なんか明るいわ(爆)

    それにしてもダニーにも涙してもらえるなんて、あたしゃ感激だわ(/_;)
    って・・・凹んでるからって??ひーーー(^_^.)また落ちてきたのね(^_^.)(^_^.)

    弱そうな老人ほど長生きするものよ。少なくとも私の周りでは「もうすぐ死ぬ」とか言ってる人に限ってやたら長生きしてるし、元気いっぱいで前向きな人ほど突然亡くなったりして・・・人生不条理だわ。

  19. トム より:

    あああ(;´д`)
    ダニーならやりそうな事を書いただけなのに(笑)

  20. ダニー より:

    (#`皿´)ノ ↑するか~~~!

  21. 斎藤美香子 より:

    トムさんへ

    フォフォフォ・・・この反響の大きさ・・・さすがトムさんのセンスね^m^

  22. 斎藤美香子 より:

    ダニーへ

    なんだかんだ言って、トムさんがダニーの一番の理解者なのよ(゜-゜)
    あなたがやりそうなことも御見通しなのよ^m^

  23. jessica より:

    お互い、まだまだですな・・・
    うちのちいさな庭で眠ってたポロは
    道路拡張で掘られてしまうので
    最近ペット霊園へ移したよ。
    一度埋めた骨壺を、また泣きながら掘り起こしたわ(汗)
    でもこれで安心。
    でもでも、まだまだポロがいないってふと思うと
    さみしいわぁ〜〜〜(T_T)

  24. 斎藤美香子 より:

    jessicaさんへ

    ムフフ、彼とのアツアツな(→死語かしら?:爆)な生活ぶり、うらやましい限りだわ^m^

    それにしても、道路拡張で・・・っちゅー話、衝撃的!!!
    そんなこともあるのね(p_-)なんかjessicaさんの気持ちを考えると、やりきれないわ。
    でも、これからはペット霊園で会えるね。
    相変わらず忙しい日々だと思うけど、体に気を付けてね(^O^)/

  25. より:

    はじめまして。先日保護猫が亡くなりました。
    通院はしていましたが、弱っていたので入院させずに
    家で看取りました。
    積極的な治療をせず(手術は無理)
    何もせず逝かせてしまった感が消えなくて
    自責の念にかられています。

    以前の子は治療しすぎて通院しすぎて
    疲れさせ亡くならせてしまった感もあり・・

    何もしても結局後悔が残るものなのですね。

    ありがとうございました。

  26. 斎藤美香子 より:

    Oさんへ

    コメントありがとうございます。
    そうですか・・・猫ちゃんを亡くされたばかりでおつらい時ですよね(p_-)その喪失感たるや大変なものとお察しいたします。
    弱っていたし、手術は無理ということであれば、Oさんのように家で静かに看取ってあげたのは、正しい選択だったのではないかと思います。

    Oさんがおっしゃるように、結局何をしても悔いは残るのでしょうね・・・。前の経験から「いざという時は・・・」と決めていても、いざその時になると、「この小さな命は自分の決定にゆだねられている」と思うと、心は揺れ、動揺し、心穏やかに看取るということは難しいものですよね。

    ブログに書いた子の子供も、早17歳になりました。「何かの病気なのか、果たして老いによるものなのか?」と心配しているような不調もいろいろ見られるようになってきていますが、何にしても、もう手術も無理な年齢ですし、通院で怖い思いをさせずに、このまま静かに家で過ごさせてあげたいと思っています。以前病院の誤診による間違った注射で老齢猫を失ったこともあるので・・・。

    どんなに愛しても大切にしても、必ず自分より先に逝ってしまうのは切ないものですよね。老齢になった今、瞳を見ていると、そんな思いがよぎりほろっと来ることもありますが、とにかく健康でいてくれる時間一時一時を大切に過ごさせてあげようと思っています。
    Oさんもどうぞご自分のお体も大切に。虹の橋を渡ったOさんの猫ちゃんも見守っていると思いますよ。

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  • 斎藤美香子: シャンティcocoさんへ cocoさん、おひさぁ~~(#^.^#)...
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