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January 22nd
2013

番組のお知らせと、フォークランドより(2)

カテゴリー: My Mother Earth, Weblog, 海外でのおしごと一般

フォークランドから2度目の更新です(^o^)


まずは最初に、コーディネーターとして参加した番組の放映のお知らせです。余計なこと(ネタバレみたいな)を書かないように、NHKさんのサイトの番組紹介をそのまま引用します(^o^)

<以下NHKサイトより引用>

2月2日(土)19:30―21;00 NHK BSプレミアムチャンネル

体感!グレートネイチャー「2億年の大地を駆け抜けろ~アメリカ・コロラド高原~」

舞台はアメリカ・コロラド高原。2012年9月初開催のウルトラマラソンレースに密着、世界屈指の奇岩地帯の創造のドラマに迫る。圧巻は、鮮やかな朱色の「バーミリオンクリフ」、純白の「ホワイトクリフ」、まぶしいピンクの「ピンククリフ」という異なる色の断崖絶壁を踏破する部分だ。この色の違いは、各地層が異なる環境で誕生した事を物語っている。取材班は選手と共に断崖に分け入り、2億年前の大地創造の歴史を体感する。

番組HPはコチラ

http://www.nhk.or.jp/bs/greatnature/


なかなかに体力勝負なハードなロケでした(^_^.)。番組をご覧いただければ、そのあたりもわかって頂けるかと思います(^_^.)。今まであまりなかったような内容の番組で、どなたにも楽しんで頂ける内容です。是非是非ご覧ください!(^^)!


さて、フォークランドでの日々に話を戻します(*^。^*)


こちらに来てから、本当にのんびりとした日々を送っています。昨年の8月後半から年末までは、本当に怒涛の日々だったので、こんな時間はまさに「心の洗濯」ですね。


さて、前回の更新後、人里離れた場所で、と言ってもこの島には1家族しかいないので、「その家から離れた」ですか(笑)、3日間、何万というペンギンやマユグロアフドリに囲まれて、ただ1人でのキャンプ生活を送ってきました。毎度思うのですが、これは本当に贅沢な経験です。南極などでは、上陸は短時間しかも多数の人たちと一緒ですから、どこに行っても、自分一人対何万ものペンギン、というような経験はできませんし、南アフリカやNZもしかりです。24時間自分一人で何万ものペンギンやアホウドリと対峙、という経験は、まさに地球上このフォークランドでしか出来ない体験で、一度これを経験すると、中毒のようにここに通い詰めることになってしまうのかも知れません(笑)。考えてみれば、私もここに通いだして早10年を超えるんですね・・・。


(ニューアイランドで滞在している家。この家をカメラマンさんと2人で別荘感覚で使っています)

 

それにしても・・・今回のフォークランドのこの天気はなんなのでしょう!ニューアイランドに到着してから9日間が経ちますが、うち晴天の日が8日間、曇りが1日、雨はと言えば、一度5分ほどの軽いにわか雨が降っただけです。風も穏やかで、日本よりも風がないかも・・・晴天の日でも、常に強風が吹いているのがごく普通なフォークランドなのに!!


(家のすぐ前は、イルカやペンギンがやってくる湾)


今年に限って言えば、このサイトの名前を「フォークランドのそよ風」に変更しなければならないかもです(笑)。


その上とにかく気温が高い!!おそらく20度を超えた日が3日間ほどあったと思います。暑がりの私はほぼ毎日半袖。昨日などは夜になっても半袖一枚で汗をかいていたくらいでした。

やはり晴れ女と晴れ男が揃ったせいでしょうか。島の住人にも「ずっとここにいて」などと冗談を言われました。

でもペンギンやアホウドリたちには、この暑さは本当に気の毒です。昼間はずっと大人もヒナも開口呼吸。イワトビのヒナなどはタサックの草陰に隠れたり、大きな石の陰にいたりして暑さをしのいでいますが、オープンスペースにコロニーのあるジェンツーペンギンなどは、隠れるところもないので、ひたすら地面に寝そべって地面で体を冷やしているようです。地元の誰もが口を揃えて「今まで経験したこともない寒くて雨の多い夏」と言っていたのに・・・私たちが到着する1週間前には、真夏だというのに地面に雪が降り積もった日もあったと聞いていたのに・・・この突然の変化にはびっくりです。


(昨日の夕焼け。空全体がクリムゾンレッドになりました)

 

もう毎日汗ダラダラで歩き回っています。キャンプも半袖で薄手のシュラフでも暑いくらいで、ダウンを着込んでシュラフにくるまっても寒くて眠れない、という経験をここで何度もしている私としては、本当に信じられない暖かさです。ほぼ半袖Tシャツだけで過ごしていて、ダウンやフリースなどは一度も着ていません。

 

これほどの晴天が続きながら・・・いや、むしろ晴天すぎて雲がないせいであまりよい夕焼けが見られてなかった今回ですが、昨日は本当に素晴らしい夕焼けでした。西側の空だけでなく、空全体がオレンジ色というより、怖くなるほどのクリムゾンレッドになりました。昨日はまた、イワトビのいる岩場で3頭の大きなオタリアに鉢合わせして、腰を抜かしそうになりました。すごい唸り声を立てられてびっくりしましたが、幸い向こうが逃げてくれました。たまにですが、追いかけてくるのもいて、人間が岩場を走るより、彼らの方がずっと早く走れるので要注意なのです。


ちなみに、去年コーディネートで参加したNHKの「ワイルドライフ」でも紹介したのですが、ジェンツーペンギンはペンギンの中で最速のランナーです。あのヨチヨチ足なのに、人間の私たちよりずっと早く走るんですよ。これも驚きです。


ただガレ場はやはり早く走れないので、ここに到着して2日目のことでしたが、海から突然登場したオタリアが浜辺のガレ場でジェンツーペンギンを追いかけた時は、あっという間に捕まってしまいました。

こんな時、私はいつも、その捕まったペンギンのヒナに心を寄せてしまいます。両親ともそろっているヒナなら、今ほどの大きさになっていれば独り立ちできるまで成長できるかもしれませんが、もし片親だったら、親の死=ヒナの餓死です。

まあ、捕食者にも子供がいて、養っていかなくてはいけないので、トウゾクカモメやカラカラなどが捕食する場合は、「自然の摂理だな」と納得するのですが、オタリアについては、ペンギンを食べるオタリアというのは、ごく一部のオタリアで、多くのオタリアはタコやイカなどを食べて暮らしているので、「ペンギンじゃなくて、イカやタコを食べてくれればいいのに・・・」といつも思ってしまいます。


でも、海中でのオタリアのペンギン捕食という場面にも遭遇するのは、なかなか難しいのに、海岸上でペンギンを追いかけて捕食などという場面に遭遇できるのは本当に僅か。そんな場面にも到着2日目にして遭遇してしまうプロカメラマンさんは、晴れ男なだけでなく、何か「持っている」方なのだろうな、と思います。


ニューアイランド滞在も早くもあと3日間になってしまいましたが、残りも思いっきりペンギンやアホウドリたちと触れ合っていきたいと思っています(*^。^*)

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コメント / トラックバック16件

  1. トム より:

    あああ( ゚Д゚)!!
    私のブログ「そよ風」をパクるのね(爆)

    写真、凄くキレイ♪
    昼間しか行動しなかった私は、
    こういう写真がないんですよね。。。

    さぁ、インドに向けて!
    今年1年の充電もしっかりされて帰国されてくださいね(*’ω’*)ノ

  2. ryan_ryan より:

    青い空も赤い空もきれいだぁ(*^^*)

  3. ダニー より:

    (;・ω・)ノ  心の洗濯はいいから、本当の洗濯をしなさい(爆)

  4. どの写真も、地球が生きてる・・・ってのがわかりますねー。
    素晴らしいです。

    5枚目のこちらを向いてる右端のが、TABIさんに見えてきました。笑

    それにしても、周りは全部ペンギン・・・という中でのキャンプ。
    もしかして、ペンギンに襲われたら・・・なんてことはないのでしょうか。
    かなり怖い気がしてきました。(((-。-;

  5. 斎藤美香子 より:

    トムさんへ

    実はおとといインドの夢を見たわ(+o+)
    あんまり覚えていないんだけど、なんか悪夢っぽかったような(+o+)

    さささ・・・インドでも朝日と夕日を見るのよ(゜-゜)

  6. 斎藤美香子 より:

    ryan-ryanさんへ

    いっ・・・いかん(+o+)
    ダニーの影響か、ryan-ryanのコメントが「青い壺も赤い壺もきれいだぁ」に見えた(爆)

  7. 斎藤美香子 より:

    ダニーさんへ

    (=_=)掃除は嫌いだけど、洗濯はマメにしているのよ(=_=)

  8. 斎藤美香子 より:

    シャンティcocoさんへ

    いや~~、cocoさんに褒められるとテレッ(#^.^#)
    まあ、それに免じて、「私に見えてきました」というのは見逃してあげましょう(爆)

    ペンギンは・・・昼間はいいのですが、夜中に懐中電灯で見ると、若干怖いかも。
    光あてると、わらわらと寄ってくるんですよ。ちょっとホラーかも(爆)

  9. くみ より:

    独り占めいいな〜。
    TABIさんの写真見ると
    いつも地球を感じます(≧∇≦)

  10. 斎藤美香子 より:

    くみさんへ

    くみさん、おひさ~(#^.^#)
    そしてありがとう(#^.^#)まあ、写真はうまくはないけど、ストレートにってことで(^_^.)

    あ、先日の旦那クンの話、ホントによかったわーー(*^。^*)

  11. birrrd より:

     いいですね~。見ずにいようと思っていたのに、やはり見てしまった……。

  12. 斎藤美香子 より:

    birrrdさんへ

    何ですか?見ずにいようと思ったのに・・・なんて(゜-゜)

    今MPAですが、今回は本当にすべてがスムースでした。

  13. リリス より:

    うわーTABIさんお久しぶりです♪
    素晴らしい風景ですね~
    大自然に抱かれて毎日こころの洗濯(笑)羨ましい限りです。

    危うく明日の番組見逃すとこだったわ(汗)

  14. 斎藤美香子 より:

    リリスさんへ

    コメントありがとうございます!
    あ、明日、お時間あったら是非観てくださいね(#^.^#)
    さて、来週インドのビザ申請するつもりです。ホントにややこしくなりましたね(*_*)前は大使館の領事部でさっさと簡単に取れたのに・・・
    特に個人観光客や、パスポートをしょっちゅう使う立場の人たち・・・こんなに時間も手間もかかるんだったら、「や~めたっ」ってなる人多そうな・・・
    取材でのインド入国歴が多い私は、アライバルビザは何だか空港で思わぬケチがつきそうで心配なので、先に取っていこうと思ってます(涙)。

  15. 美羽 より:

    なんて綺麗な青と赤い空☆☆+゚*。:゚+(人*´∀`)ウットリ+゚:。*゚+.☆
    素晴らしいですね(行きたい。。)
    親の死=ヒナの餓死自然は美しいけれど過酷でもありますね。。。
    番組見逃しましたorz

  16. 斎藤美香子 より:

    美羽さんへ

    こちらにもコメントありがとうございます。

    親がつかまった時は、本当に子どもに心が及びます。親はほぼ即死になりますが、餓死というのは長く苦しみが続くので(p_-)
    私も自分のせいでペンギンや卵が捕食者に捕えられたら、立ち直れそうにないので、コロニーに行く時は捕食者の動きを注視したり、海岸に行く時は、上陸ポイントをふさがないようにする、など気をつけています。

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  • 斎藤美香子: シャンティcocoさんへ cocoさん、おひさぁ~~(#^.^#)...
  • シャンティcoco: ふぅ。やっとここに入れた・・・ と思ったら、...
  • 斎藤美香子: ようめさんへ ようめさん、コメントありがとう~~(#^....
  • 斎藤美香子: ダニーへ コメントありがとう。年末風邪ひいた時にビタミ...
  • ダニー: (=^・・^=) 向こうに住んでて、こちらにはたまに仕事で来るんでし ょ?...

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