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December 18th
2010

ディズニー&ペンギン世界一周~フォークランド・スタンレーに戻ってきました~

カテゴリー: My Mother Earth, Weblog, 世界一周の旅

 

スタンレーに戻ってきました。
前回の記事で「16日にスタンレーに戻る」と書きましたが、17日の間違いでした(汗)。

 

今回は残念ながらヘリコプターの問題で、大好きなニューアイランドには行けませんでしたが、それでも、ニューアイランドの次にお気に入りの2つの島で、充実の時間を過ごしてきました。

訪問も10回目ともなると、写真撮影や散策などもあくせく焦って動くということもなく、ゆったりとおおらかな気持ちで過ごすことが出来ました。2週間の間、素晴らしい晴天に恵まれた日々もあれば、風速70ノットの強風で「お出かけ警報」が出るような日もありましたが、慣れてくると荒天の日もそれなりに楽しめるようになってきます。

去年の夏も冷夏でしたが、今年も今のところ冷夏のようです。
地元の人は、「『こんな夏は初めて』とか毎年同じ事言ってるわね(笑)。地球温暖化などで、もう昔のような普通の天候に戻ることはないのかもねえ。」などと言ってます。

確かに・・・私も最初の頃は、半そでTシャツで過ごせた日々も結構あったのに、ここ数年はそんな日もめっきり少なくなったような・・・。


(ムフフ・・・さすがにここまで大きなバッグは盗めまい!) 

最初に行った島では、人家から隔絶された場所にあるコテージで自炊生活でした。ここのいい所は、マユグロアホウドリとイワトビペンギンの大コロニーが近くにあること。ということで、お気に入りの場所で、ここでは今回5泊しました。2部屋あるのですが、皆大抵2泊くらいで去っていくので、ルームメイトは入れ替わり立ち代りと言う感じでした。

でも・・・毎度思うのですが、短い滞在なら、島から島への移動などで時間を無駄にするのってすごく勿体ないと思うんです。移動日は移動で半日つぶれるし、移動にはそのほかにもいろいろ時間がかかるので、1日の3分の2は、移動で無駄になってしまう・・・まあ、1ヶ月くらい滞在するなら別ですが、2週間以下なら、せいぜい2箇所くらいでゆっくりしたいなあと、個人的には思います。フライトがキャンセルになることも時々あるので、あまりあくせく動いているとにっちもさっちも行かなくなることもあるし。

ということで、最初の島での日々。
最初の3日間は本当に晴天に恵まれ、充実の散策の日々でした。後半はgale(こちらでは強風を伴う嵐をそう呼びます)の夜もあって、コテージも飛ばされそうな勢いでしたが、あとはまあまあの天気でした。

まず、マユグロアホウドリ。


(雨の日の後は、巣のメンテナンスに忙しいマユグロアホウドリ)


私が心底敬愛する、こちらの野生動物保護活動家のイアンが2ヶ月前に行った生息数調査では、この島の場合、去年の30%増しという結果が出てましたが、まさにそのとおり。去年よりも明らかに数が増えていると思いました。ただ、抱卵している個体は例年より少なかったです・・・まあ、いろいろな要因があるでしょうし、自然界のこと。多少の増減があって当たり前なのかも知れませんが、ちょっと気になることでした。

今年は写真などはあまり撮らずに、マユグロアホウドリのコロニーでぼ~~~っとその美しい姿を見つめていることが多かったのですが、そのせいか、彼らが巣に戻ってくる夕方には、膝の上に着地してくる個体もいれば、すぐ近く(30cmくらい)まで来て、悠然と求愛行動をしたり休んだりする個体が一杯で、ごく近くで彼らの姿を観察することが出来て感激でした。

自分から近づくのはNGですが、向こうが近づいてくるのですから・・・(笑)。

イワトビペンギンは、この島では今年の繁殖状況は順調なようでした。去年は11月に来たのですが、雨が多くて卵が水に浸かってしまったものも多くみかけたのですが、今年はまずまずのようでした。ちょうど孵化時期に当たっていて、最初に到着した時は、卵を2つ抱いた個体も多かったのですが、滞在の後半には、ヒナ2羽、もしくはヒナ1羽と卵1個(卵の孵化時期は数日ずれるので、もしくは孵らない卵もあるので)を抱いた個体が多かったです。


(おまた萌え~~:笑)


(イワトビの大コロニー) 

そして、2つ目の島でも5泊。
ここは割と観光客にもまだあまり知られていない島なので、毎度一人で島を独り占めということが多く、今回も最初の3日間は1人っきり。後の2日間は、あと2人の地元観光客が「別の」コテージに滞在という感じで、豪華なコテージを独り占め、素晴らしい島もほぼ独り占めでした。ここでは3食付でのんびり。しかもジープも借りて車で移動できるので楽です。

徒歩での散策も楽しいのですが、そこは、天候がめまぐるしく変わり、時に激しい雨風に襲われるフォークランド。そんな時に車という避難場所があると便利です。徒歩ではとても外出できないような荒天の日でも、車で出かけて車の中から景色を楽しむことも出来ます。

今回は特に昼間に風速70ノットという、地元でも「外出警報」が出るような日があったのですが、そんな時でも車で出かけて、激しい雨風だけでなく大粒の雹が降るような天候の中で、必死でヒナを抱いて守るペンギンたちの姿などを目にして、彼らの厳しい環境とたくましさに涙が出るほど心を揺さぶられました。


(雹が叩きつける荒天の中で耐え忍ぶジェンツーたち)


(嵐の翌日のジェンツーたち)


(波間のジェンツー。天気がいい時は海もきれい) 

叩きつける雹の中で耐えるジェンツーペンギンたちの姿を車から見ていましたが、少し外に出たいと思い車から出て少し歩きましたが・・・

 

少し歩いただけで遭難するかと思いました(汗)。
もう風がぶは~~~。マスクやゴーグルをしているのに、それでも息が出来ない、前が見えないという感じでした。これでは大分ヒナにも犠牲が出るな・・・と思いました。もっと小さくて親の体の下にすっぽり隠れるか、もしくは逆にもっと大きくなっていればいいのですが・・・ちょうど今頃のヒナは親の体の下に隠れるには大きすぎ、また、自力での体温調整もまだ不安定という時期のヒナが多いので、荒天などで命を落としやすい時期です。

 

翌日コロニーに行ってみると、やはりヒナに大分犠牲が出ていました。また、ニューアイランドのイワトビペンギンの大コロニーの1つで、荒天の際、波を被りやすい地形の場所があるので、気になってそこの友人に電話してみました。すると思ったとおり、その大コロニーは壊滅状態で、ほとんどのヒナが犠牲になったという話で、胸が痛みました。

それから、この2つ目の島のイワトビペンギン。
去年も雨であまりいい状態ではなかったのですが、今年は何と!!数の少ないこと!!

島の管理人も「近々専門家を呼んで原因を調べる」と言っていましたが、成鳥が例年の3分の2くらいと激減していました。そして繁殖も・・・1つ目の島では、ペアを組んでいる親鳥の9割くらいが無事に卵やヒナを抱えていましたが、ここではヒナを抱えているペアはほんのわずか・・・1割にも満たない・・・5%くらいといったところでした。

ここでは珍しいマカロニペンギンを目にすることが出来たりはしたのですが・・・イワトビに関しては残念な状況でした。
また、今年はオタリアがこの島で多く、目の前でペンギンが捕食されることが3度ほどありました。すべてのオタリアがペンギンを食べるわけではないのですが、今回は結構犠牲になっていました。

 

とつらつらと離島でのことを書いてみましたが、そのほかには、離島に出かける前にがっちり半日、先述の保護活動家イアンといろいろな協議をしました。そちらの方も実り多い協議で、最終日の明日ももう一度イアンのところに行って、協議の続きをすることになっています。

 

あとは・・・

今回長くなってしまったので、次回にしますが、思わず「バンザ~イ」と叫びたいようないいことがありました。明日フォークランドから、チリのプンタアレナスに戻ります。

ここでは特に予定していることもなく、気が向いたら車でも借りてパタゴニアの荒野の中を走ってこようかなくらいの予定なので、その時にでも。

 

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コメント / トラックバック8件

  1. トム より:

    おぉぉぉヽ(^o^)/ TABIさん、おかえりなさい!!
    お元気そうで何よりです♪
    またまた沢山、素敵な写真を撮って来られたんですねっ
    日々充実されていたのが伝わってきますよ(^_^)

    こちら(部活)の方は・・・(^_^;)
    TABIさんが留守の間に凄いことになってます(爆)

  2. ローラン より:

    お帰りなさい♪
    と言ってもまだまだ遠くにいらっしゃいますが。
    誰もは行けない秘境での生活をとっても満喫なさっているようで
    きっと心の洗濯にもなったのでしょうね!

    何だかあっという間という気もしますが、残りのご滞在も気を付けて。

  3. リリス より:

    TABIさん! お帰りなさ~い!!

    可愛いペンギンさんのお写真たくさん見せてもらって大満足です!!
    勿論、TABIさんも充実されていたことでしょう!

    荒天などで命を落とすヒナもたくさんいるんですね・・・
    厳しい環境の中でたくましいものだけが生き残る世界。
    必死にヒナを抱いて守る姿。
    そんな光景を目にしたら泣き出しそうです。

    それにしてもペンギンさんの赤ちゃんの愛くるしいこと!

    どうぞ、この後もお気をつけて!

  4. 斎藤美香子 より:

    トムさんへ

    ホントにいつもコメントありがとう♪
    おかげで寂しくなかったわ(笑)

    部活・・・掲示板の履歴見たわよ(爆)
    あとでおしおき待ってなさい。あ、トムさんはoKよ。一緒におしおきしましょう(爆)

  5. 斎藤美香子 より:

    ローランさんへ

    おお!!魔界に戻ったローランさんではないですか!!(爆)
    はい。おかげさまで心の洗濯になったけど、もっていった服も少なかったので、服の洗濯にも
    忙しい日々でした(爆)

    帰国したらいろいろお話したいこともあるので、またその時にでも。
    スペイン語圏に入って、ローランさんのお助けが欲しい日々です(笑)

  6. 夜梅 より:

    おお、大自然を満喫して、文明に戻っていらっしゃったのですね。
    色々と悲しいことも困ったことも起こっているようですが・・・
    それを自分の目で確認するためにも、行かねばなりませんね!
    私からするとあまりにもサバイバルな状況で怖いのですが(笑)、
    堪能なさったご様子、何よりです。
    次回の更新も楽しみにしていますね。

  7. 斎藤美香子 より:

    リリスさんへ

    ありがとうございま~す♪

    ペンギンたち・・・ぼ~っとしてて愛くるしくて、とてもあんな過酷な環境に住む生き物には見えないですよね。
    ありきたりな言い方ですが、自然って厳しいなあ・・・と思います。

    あ、でも日本なんかはどんなに人間がぼーっとしてても守ってくれる環境があるけど、インドは人間の環境も
    厳しいですよね。生存競争って感じ。

    今滞在しているホテルがナチュラル・ヒーリングをテーマにしてて、朝食にチャパティが出ました。
    思わずリリスさんのことを思い出しましたよ。

  8. 斎藤美香子 より:

    夜梅さんへ

    コメ返ししている時にコメントいただいたので、リアルタイムにお返事を(笑)
    まさに文明に戻ってきたって感じです。今はプンタアレナスなんですが、小さなこの町も
    すご~い大都会に感じてしまいます。

    夜梅さんもいつかフォークランドに是非。
    夜梅さんならではの、感性豊かな感想とか聞いてみたいです。

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  • 斎藤美香子: シャンティcocoさんへ cocoさん、おひさぁ~~(#^.^#)...
  • シャンティcoco: ふぅ。やっとここに入れた・・・ と思ったら、...
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  • 斎藤美香子: ダニーへ コメントありがとう。年末風邪ひいた時にビタミ...
  • ダニー: (=^・・^=) 向こうに住んでて、こちらにはたまに仕事で来るんでし ょ?...

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