シマフクロウ兄弟と母
知床のシマフクロウ夫婦に今年新たに2羽のヒナが誕生しました。

また久しぶりの更新になってしまいました(大汗)。

今年の4月以来、ギャラリーの写真を全く更新していなかったのですが、この度漸く更新しました。
更新したのは主に、知床で定期的に観察しているシマフクロウ一家の写真、シャチやエゾフクロウの写真です。

コロナ前の2020年3月にフォークランドに行って以来、海外には仕事でもプライベートでもまだ行っていないので、国内で撮った写真のみの更新です。
本当はこの10月にプライベートでフォークランド行を計画していたのですが、100歳近くになる祖母の体調が余り良くないので、取りやめることにしたのです。

海外取材が再開されるのも、来年度からになりそうですので、暫くは長期観察してきたペンギンや各種海鳥等の海外の野生動物に出会うことはかないませんが、今のところは、久しぶりの海外での野生動物観察は、ラッコやアザラシの赤ちゃんが多数誕生する春のタイミングでのアメリカを考えています。

ただ、昨今の燃油高騰やコロナ禍等による国際航空券の大幅な値上がり、急激な円安により、今後は海外旅行が一気に遠い存在になるのは間違いないでしょう。

バブル期のドキュメンタリー等の海外取材の黄金時代を含め、長らく海外取材に携わることが出来たこと、そして円高の恩恵により、プライベートでも極地方を含めた世界各地の辺境地域に数多く足を運ぶことが出来たことは、本当に幸運だったと実感しています。
元々服飾や贅沢品等、飲み会やグルメ等の遊興などには全く興味がなく、限られたお金はほぼ旅に費やす、というライフスタイルでしたが、やはり行ける時に無理してでも高齢になってからでは体力的にも難しい世界の辺境地に足を運んでいたのは正解だったな、と思います。

ホッキョクグマ
北極圏のホッキョクグマ。
Greenland
グリーンランドの白夜

健康状態や加齢により、こういう辺境地に行けなくなることはあるとは思っていましたが、世界的なパンデミックや、ロシアのウクライナ侵攻に端を発した世界情勢の不安定化や原油価格高騰、極端な円安により、海外が大きく遠のく時代が来るとは思いませんでした。

何事もそうですが、やはりやれるうちに、行けるうちに、という思いを強くしてる今日この頃です。

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